JA西三河のこと

米・麦・大豆の新品種 将来に向けて試験栽培を実施


収穫期を迎える新品種麦「ゆめあかり」

 JA西三河では水田作物の将来を見据え、新品種の米『あきだわら』・『愛知123号』、麦『ゆめあかり』、大豆『関東120号』の栽培試験を行っています。

 米『あきだわら』は農研機構が開発した新品種で、反収12俵(720キロ)を期待できる収量の高さが特長です。西尾市内では2014年度から試験品種のひとつとして栽培し、品種選定や栽培ごよみの策定を経て、2017年度作から本格的に栽培を開始しました。主に業務用米の利用を行っており、収穫前に販売価格を決定するため、農家にとっては所得の予測ができ、経営の安定と安心に繋がります。

 『愛知123号』は愛知県農業総合試験場で生まれた新品種。高温耐性があり、近年多い猛暑の年でも高品質の米を収穫できるほか、整粒歩合(欠け・割れなどがなく整った形の米粒の割合)が高いことが特長です。愛知県・JAあいち経済連や生産者と協力し、日本穀物検定協会の食味調査で最上級となる『特A』の獲得と、愛知産米のブランド化を目標に、協議と栽培試験を行っています。

 麦『ゆめあかり』は中華めん・パン等に使われる硬質小麦の新品種です。2017年作では約10ヘクタールで栽培を行っており、今後も栽培面積を広げる予定。2019年度までに『イワイノダイチ』に代わる西尾の麦の主力品種へ育成し、学校給食のパンや中華めん向けの販路を築き、うどん向きの『きぬあかり』とともに主力品種としていく予定です。

 大豆『関東120号』は、現在市内で栽培されている大豆『フクユタカ』の裂莢性(収穫前にさやが弾けてしまうこと)を改善した新品種です。裂莢による損失が少なくなるため集量の増加が期待でき、実需者にとっても購入価格の低減を見込むことができます。

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(2017.8)