先輩からのメッセージ

あなたの仕事は何ですか？

　あぐりセンター小牧（営農施設）の購買店舗「でんぱたショップ小牧店」にて、肥料や農薬、農業資材などの販売を担当しています。農家だけでなく、家庭菜園をされる一般の方への販売も行っています。

　普段は店舗内にいることが多いですが、農家のもとへ肥料や資材を配達したり、支店へ肥料や農薬などを転送したりすることもしています。また、農作物の栽培管理に関する相談を受けることもあります。自分だけではわからないことの方がまだまだ多いですが、上司や農薬の卸売業者と相談しながら回答しています。そのほか、農薬などの在庫の管理や予約の取りまとめ等を行っています。

ＪＡで働く中で大切なことは何だと思いますか？

　まず、社会人としての基本である「挨拶」が大事だと思います。その上で、上司や同僚、お客さん、取引先とよく会話することが大切です。ＪＡは多岐にわたる事業を展開しているため、知らないことやわからないことがどうしても多くなってしまいます。自ら進んで知識を深めるだけでなく、周囲とコミュニケーションをとって協力することが問題解消への近道だと思います。
　また、普段仕事をする中で「自分に何ができるのか」、「何が不足しているのか」を考えながら、常に改善していくことも重要です。そのためには、3年後、5年後、10年後...「自分がどうなりたいのか」をできるだけ明確にイメージすることが大切だと思います。

仕事をしていて嬉しかったことや印象に残ったことは何ですか？

　お客さんから感謝の言葉をいただいたことが印象に残っています。普段、「どの害虫にはどの農薬を使ったら良いのか」、「農薬の混用事例があるか」など尋ねられることが度々あります。頭に入っていないことが多く、その都度調べて回答していますが、その際に「ありがとう」「また聞きに来るね」という言葉をもらうと嬉しく感じ、理解を深めてもっと役に立てるようになりたいなと励みになります。

仕事での今後の課題や目標はありますか？

　まずは農家の力になれるような職員になりたいです。大学で農業について学んできましたが、実際の現場ではそれとは異なる視点が必要だと痛感しました。病害虫の種類や防除の仕方、栽培方法について尋ねられても、うまく回答できないことが多々あります。日々、上司等と議論したり、自ら文献などを読んだりして知見を広げていきたいです。また、栽培管理だけでなく、ハウスなど施設に関係する資材についても理解を深めたいと思います。そして最終的には、農業の発展に寄与できる人になりたいと思っています。

ＪＡ西三河で働くことの魅力は何ですか？

　金融や共済、生活、営農など幅広く事業展開しているため、様々な業務に携わることができる点が魅力だと感じます。そのため、自らの適正に合わせた部署で働くことができると思います。また、勤務先が西尾市内に限定されていることも魅力の一つだと思います。異動があっても、基本的には引っ越す必要がなく、環境変化が少なく済みます。

就職活動中の皆さん、ＪＡ西三河を志望する仲間へのメッセージ

　将来、「何がしたいのか」、「どうなりたいのか」をきちんと考えて、強い思いを持って就職活動に臨むのが良いと思います。辛く苦しい時があるかもしれませんが、素晴らしい未来を信じて耐えてください。ただ、あくまでも就職は終点ではなく、新たな人生の始まりです。良いスタートを切るために「今できること」、「今しかできないこと」を全力で取り組んでください。