JA西三河青年部が吉良高校へ新鮮な切り花を寄贈
2021.11.9
JA西三河青年部は11月5日、愛知県立吉良高等学校の華道部へ西尾市産のバラ30本、カーネーション30本、菊30本、デルフィニウム10本を寄贈しました。コロナ禍で部会活動が制限されるなか、地元の花きに親しんでもらおうと企画したもので、高校を対象にした寄贈は今回が初めて。
この日、同青年部の加藤宏規部長をはじめ、花きを生産する部員ら6人が同校を訪問。加藤部長は「部費を自分達で払っていると聞き、少しでも役に立ちたいと寄贈した。地元で作った花を通じて農業を知ってもらうきっかけになれば」と話し、華道部の部員らへ花を手渡しました。また生徒から花を長持ちさせる方法や一緒に生けると映える花などについて質問が上がった際には、部員らは一つひとつの質問に丁寧に答えていました。
12日にも同様の寄贈を行い、寄贈された花は部活動のほか、池坊が主催している「学校華道インターネット花展」への応募にも利用される予定です。
JA西三河青年部は46歳未満の若手生産者49人で組織。施設野菜や茶、鉢物、切り花から畜産まで多岐にわたり、農産物の垣根を越えて西尾市農業を盛り上げています。地域貢献活動としては食農教育や花育に積極的に取り組んでおり、今年度は地元小学校で出前授業を開校。将来を担う子どもたちに地域農業の魅力や重要性を伝える活動に力を入れ、毎年取り組んでいます。