〝地元産の花に親しんで〟園児向けにアレンジフラワー教室開校
2022.2.24
愛知県農村生活アドバイザー協会 西三河支部 四ツ葉ドリーム会は2月17日、花ノ木保育園で5歳児を対象にアレンジフラワー教室を開きました。地元産花きとのふれあうことで、地域農業を身近に感じてもらおうと企画。例年、食育推進事業の一環として市民向けに地産地消料理講習会を行っていましたが、新型コロナウイルス感染拡大に伴い、今年度は花き産地振興事業の一環として取り組みました。
この日、同会のメンバー3人が保育園を訪れ、5歳児75人に菊やカーネーションを使ったアレンジフラワー作りを指導。園児はミント色にカラーリングした大輪の菊や、色とりどりのカーネーションを使ってアレンジに挑戦しました。また染色剤を混ぜた水（染色液）に菊を生け、少しずつ染まる過程も観察してもらいました。講師を務めた菊農家の牧千鶴さんは「子どもたちがニコニコ楽しそうに取り組んでくれて嬉しかった。花を身近に感じるいい機会となれば」と目を細めました。
四ツ葉ドリーム会は、積極的に社会参画する女性農業者の先導役として愛知県知事に認定された「愛知県農村生活アドバイザー」のうち、西尾市の農村アドバイザー31人で構成。西尾市農業の発展や地域活性化に寄与することをめざし、研修会や食育推進事業などを行っています。
