新着情報

9月9日の「重陽の節句」は菊を楽しもう!

2022.9.13

 

菊の選花作業

 9月9日の「重陽の節句」は別名「菊の節句」と呼ばれ、菊を楽しむ日とされています。

 西尾市では、輪菊の販売需要が高まる8月上旬から秋の彼岸にかけて出荷最盛期を迎えており、多い時には1日に2~3万本を東海・関東・東北方面へ出荷します。この時期は夏菊「精の一世」を栽培しており、JA西三河管内2カ所の選花場へ生産者から次々と菊が持ち込まれます。菊を担当するJA職員は、「『重陽の節句』は無病息災・不老長寿を祈る日なので、現在のコロナ禍から早く抜け出せるように家に飾って願ってもらいたい」と呼び掛けました。
 ロイヤルマムでは、10人の生産者が約5.9㌶で年間約440万本の菊を生産。年間を通じて安定供給できるよう生産の平準化に努めており、5月末から11月下旬は「精の一世」、11月下旬から5月末にかけては冬菊「神馬」を栽培しています。
葬祭業者向けに品質の高い菊を一年を通して安定出荷しています。
 また高品質な輪菊の出荷を実現するため、「ばら受け選花」体制を採用し、生産者が持ち込んだ輪菊はパート選花員が曲がりや病害虫などを一本一本確認。あわせて採花一週間前のハウス巡回で選花場に持ち込めるかを確認し、共選の付加価値を高めて有利販売につなげています。