地元で作られているトマトの美味しさを知ってもらう~共進会で出品されたトマトを保育園へ寄贈しました~
2023.2.13
JA西三河トマト部会は2月8日、吉良地区の3保育園へ桃太郎トマト180個・約32㌔を寄贈しました。
目的としては、品質が良く美味しいトマトを地元で栽培していることを知ってもらうことと美味しいトマトを食べ、地元農産物について知識を深めてもらうこと。同部会では、産地PRのため、毎年吉良地区の保育園へ寄贈しています。
この日、伴利次部会長とJA担当者が白浜保育園を訪れ、園児14人にトマトを手渡しました。その後は、質問タイムが設けられ園児からは「トマト農家は何人いるの」や「どうやってトマトはできるのか」など様々な質問が発表されました。
また、最後に園児から伴部会長へトマトのお礼としてドレミの歌と、園児らが作った「おいしいトマトをありがとう」と書かれたトマト型のメダルが渡されました。
寄贈されたトマトは、園児が1個ずつ持ち帰り自宅で味わってもらいます。
7日にJA吉田支店で開かれた第32回吉良トマト品質向上共進会には、部会員より大玉トマト「桃太郎」・ミニトマト「キャロル7」が6点ずつ出品されました。西三河農林水産事務所農業改良普及課、西尾市、経済連、JA関係者ら7人が、外観・食味などを厳正に審査。大玉トマトは平均糖度5.1度・最高糖度6.5度、ミニトマトは平均糖度9.1度・最高糖度9.8度と高品質なトマトが出揃い、審査の結果、伴利次部会長の大玉トマトが最高賞の西尾市長賞に輝きました。
審査長を務めた西三河農林水産事務所農業改良普及課西尾駐在室の川野裕二室長補佐は「今年は、寒波や天候不順の影響で、年内の出荷量が上がらず苦労したものの黄化葉巻病など病気の被害もなかったため、部会員の皆様の高い技術や努力がうかがえた」と講評しました。
同部会では、共進会を通じた栽培技術の改善及び品質の向上に努めており、西三河地域特有の塩分とミネラルの豊富な土壌を活かした「吉良トマト」ブランドの高揚を図り、トマト生産の振興と農家所得向上へつなげています。