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学校茶摘みスタート!今年で85年目を迎える伝統行事・西尾市茶業組合

2023.5.11

 

茶の新芽を丁寧に摘む児童ら

 全国有数のてん茶産地・西尾市で、伝統の「学校茶摘み」が5月9日から始まりました。今年は市内の小・中学校の生徒合わせて延べ約5000人が体験し、5月22日(予備日含む)まで行う予定です。
 参加した西野町小学校の児童約150名は上町の茶園を訪れ、茶の新芽を一枚一枚丁寧に摘みました。
 「学校茶摘み」は小・中学生を対象にした、全国的にも珍しい伝統行事で、今年で85年目を迎えます。児童らに勤労の尊さを伝え、西尾の郷土産業を理解してもらう事を目的に毎年行われています。
 今年のてん茶は、3月からの高温や適度な降雨、4月中旬までの気温上昇に伴い、生育状況は全体的に平年より1週間ほど早くなっています。早生種の一番茶の手摘みによる収穫作業はゴールデンウィーク明けから本格化。20日頃までにかけてピークとなります。