トマトのおいしい季節を逃さずに!
2023.5.16
市内で海岸近くのミネラル豊富な土壌を生かしたトマトの生産が最盛期を迎えています。さらに5月末にかけては果皮がやわらかく、ミニトマトは糖度12度前後とベストシーズン!
5月は年間を通じて最も出荷量が増える時期で、この一か月で年間出荷量の約2割(大玉40㌧、ミニトマト15㌧)を出荷します。当JA吉田トマト選果場では、多い日に大玉トマト約2.8㌧、ミニトマト約1㌧を集出荷。大玉トマトは階級別に箱詰めし、ミニトマトは重量を揃えパックに詰めて出荷しています。5月1日から13日の出荷数量は前年比103%・販売金額120%と順調な出荷が続いており、大玉・ミニトマトともに7月上旬頃まで出荷が続く見込みです。
今年は天候に恵まれ十分な日照時間が確保できたうえ、朝晩との寒暖差で糖度が増しています。ぜひこの時期を逃さずにお試しください。
同市のトマト生産者を中心に組織するJA西三河トマト部会は、年間に大玉トマト約250㌧、ミニトマト約85㌧を生産しています。特にミニトマトは房ごと全体を完熟させてから収穫するため完熟性と鮮度が高く、甘さとトマト本来の深いコクが特徴。完熟房どりミニトマト「赤美味(あかうま)」のブランド名で販売するほか、2015年より東急ストアのプライベートブランド「コクうま」としても販売し、現在では約6割を関東方面へ届けています。