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露地イチジクが最盛期を迎えています

2023.8.23

手際よく収穫する伴部会長

 西尾市では8月中下旬にかけて露地イチジクの最盛期を迎えています。

 今年は猛暑日が続いたことで例年より5日ほど出荷開始が早く、7月26日より収穫がスタート。量・質ともに順調な滑り出しで台風被害もなく、多い日には1日当たり約11,000パック(1パック360㌘)を収穫。JAあぐりセンター小牧や安城市のJAあいち経済連パッキングセンターから関東・中京方面へ出荷します。 

 JA西三河いちじく部会 伴善章部会長のほ場では、赤く熟したイチジクが次々と収穫されています。現在は約30㌃で「桝井ドーフィン」を栽培しており、朝5時半から作業に取り組んでいます。収穫した実は選別し、その日の昼に集荷場へ持ち込むため、翌日には店頭に並びます。
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 三河湾に面した西尾市は山間部に比べて夏場の雨が少なく、温暖な気候でイチジク作りに適した産地。市内では50人の生産者が約9.46㌶で年間約220㌧(ハウス45㌧、露地175㌧)のイチジクを生産しており、全国トップクラスの生産量を誇る西三河地域のイチジク生産を支えています。また、令和3年度より衛生面の配慮として「フィルム付き出荷」を本格導入。「西三河のいちじく」ブランドの付加価値を高めるほか、JAあいち経済連主導で1パックあたり2、3個入りの少量パックも取り扱っています。露地イチジクの収穫は11月上旬頃まで続く予定です。