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新鮮・完熟・「朝採りいちご」、西尾市で出荷開始

2024.4.16

 4月初旬より、JA西三河いちご部会(部会員数75人、大竹一哲部会長)は、新鮮で、ヘタ付近まで赤く色づき完熟した「朝採りいちご」の出荷を開始しました。消費者により新鮮で食べごろなイチゴを届けようと、市場の要望と合わせて同部会が2006年より行っているもの。毎日300~500パック(1パック250㌘)が出荷され、主に西尾市近隣市町のスーパーで販売されます。
 朝採りいちごの出荷を行う西尾市新村町の斉藤和義さん宅では、毎日午前3時ごろから収穫を開始し、午前6時ごろにパック詰めを行い、午前9時ごろに自宅から出荷。新鮮なイチゴは運送業者により直接量販店へ届けられ、早ければスーパーの開店時間に店頭に並びます。収穫から販売までの所要時間は6~9時間ほどで、通常出荷では収穫から量販店の店頭に並ぶまで1日程度かかりますが、完熟した状態のイチゴをより新鮮な状態で販売が可能です。
同部会では出荷したイチゴパックに「朝採りいちご」のシールを貼り消費者へPRしている。通常出荷より高単価での販売により所得増につなげています。出荷は5月末まで毎日行われる予定。
 同部会は部会員数75人で組織し、約16.4㌶で年に約935㌧を生産している愛知県内トップクラスの産地。県内の他石川県・新潟県の市場にも出荷している。生産品種は「章姫」「紅ほっぺ」の2種類を生産しています。

朝採りいちごを積込むイチゴ農家の斉藤和義さん