いちじくスクール修了式・開校式
2024.4.24
当JAが開校する「いちじくスクール」は4月18日、第9期生の修了式と第10期生の開校式をあぐりセンター小牧で開きました。式には9期生1人と10期生1人を含む17人が参加。9期生は既にイチジク生産組織であるJA西三河いちじく部会へ加入しており、昨年に定植、今夏に初収穫を迎える予定です。
この日修了証書を受け取った9期生で、イチジクのパート従業員として働いた経歴を持つ鈴木さんは「外で植物を育てる農業は楽しい。自分で育てたくなったのが受講のきっかけ」と話し、「目標は10㌃。自分でしっかり育てておいしいイチジクを作りたい」と目を輝かせていました。
いちじくスクールは、全国有数のイチジク産地である西尾市の生産規模の維持・拡大をめざし、JAがJAあいち経済連、県、市とともに開く露地イチジク専門の新規就農者向け栽培講座。就農に必要な栽培技術の指導や農地斡旋等の支援に努めています。2015年の開校以来、2023年度までに48人が受講し、うち25人が専業農家として部会へ加わり、部会員の約半数をスクール修了生が占めています。新規就農・規模拡大に係る作付面積は372.9㌃に増加しました。現在はハウスイチジクの出荷が行われており、露地イチジクは7月下旬から始まる見込みです。