JA西三河デルフィニウム総会 新部会長に尾崎さん
2024.8.9
JA西三河デルフィニウム部会(愛称:オアシス)は8月6日、あぐりセンター小牧で令和5年度通常総会を開きました。役員改選では、新部会長として尾崎満さん(吉良町)を選出。生産者をはじめ関係機関の担当者ら9人で開催しました。
議事では、令和5年度事業報告及び収支決算、令和6年度事業計画並びに収支予算が承認され、新たに就任した尾崎新部会長は「厳しい農業情勢の中、細かく連携を取りながら出荷本数・金額ともにほぼ前年比100%を達成できた。来作も皆様の力をお借りして一生懸命頑張っていきたい」とあいさつしました。
同部会は2002年発足。生産者4人で組織し、130㌃で年間約70万本を関東や関西方面へ出荷しています。令和5年度作は定植初期の夏の暑さや部会員1人の離脱があったものの、予対数2割増加や出荷量ピーク時を見越した事前販売強化により、前年対比で販売本数は102%、出荷金額は99%。栽培面では、高単価の見込める10月から3月により多く出荷するため、2017年より全部会員が農業用ICTツールを導入。ICT機器やヒートポンプを活用した栽培環境の改善・効率的な加温を行い、生育遅延の防止や品質の安定化を図っています。また年間を通して安定供給できるよう、生育調査やハウス環境を考慮した定植計画の策定といった計画生産にも力を入れています。
その他の役員は次の皆さん(敬称略)。
▼副部会長兼監事=黒野優哉
▼会計=新家翔太