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「産直祭」で地産地消、初日の日替わり商品に完熟房取りミニトマト「赤美味」

2020.4.16

「赤美味」の栽培ハウスを見学するAコープ青果担当者ら

 当JA管内のAコープ5店舗は4月19日から21日までの3日間、「産直祭」を開催します。「産直祭」はJA独自で10年以上前から取組んでおり、毎月第3日曜日に開催。初日の日替わり商品では、完熟房取りミニトマト「赤美味」を特別販売し、地場産食材のおいしさを紹介して地産地消を呼び掛けていきます。
 Aコープでは現在、ばら売りにすることで資材費を削減し価格を抑えて「赤美味」を販売。しかし1粒ずつ分ける手間がかかることと、正品の周知を図るべく房付きの取扱いに順次切り替えていくため、今回の産直祭では試験的に正品を販売して今後の参考とします。
 9日にはAコープ吉良店で販売会議を行い、Aコープの青果担当者をはじめ、JA担当者、JA西三河ミニトマト共選部会の生産者など約10人が参加。産直祭における「赤美味」の取扱数量や価格、販売方法について話し合いました。青果担当者は「通常、㈱エーコープあいちのバイヤーが仕入れを担当するため、地元農家と話し合って販売することは珍しい。今後も農家とタッグを組んで、地産地消の輪を広げていきたい」と話しました。会議の後には、Aコープ青果担当者が「赤美味」を生産するハウスを訪れ、生産現場への理解を深めました。
 「赤美味(品種名:キャロル7)」は、房のまま全体を赤く完熟させてから収穫するため、完熟性と新鮮感が特長。西三河地域特有の塩分とミネラル豊富な土壌を活かした土耕栽培に加え、農業ICTの活用により高糖度のミニトマトを安定供給しています。