田植え本格スタートへ コシヒカリから順次開始
2020.4.30
4月下旬より西尾市全域で秋の収穫に向けた「コシヒカリ」の田植え作業を開始しました。
市内の米・麦・大豆生産者で組織する西三河農協農作業受託部会の花木道明部会長は吉良町で、約70㌶(コシヒカリ:30㌶、あさひの夢:10㌶、あいちのかおり:30㌶)を生産します。4月下旬から「コシヒカリ」の田植えを開始し、「あさひの夢」「あいちのかおり」の順に5月下旬まで田植え作業を行います。花木部会長は「コシヒカリ」のうち10㌶を不耕起V溝直播栽培で生産します。この直播栽培は3月に作業を行うため、作業時期が分散できます。現在作業を進める「コシヒカリ」は順調に生育すると8月下旬から収穫が始まり、10月には全ての稲を収穫し終わる予定です。花木部会長は「今年は気温が高かったので、苗は順調」と語っていました。
同部会は48人の生産者が約1200㌶の水田で米を生産。そのうち「コシヒカリ」が40%、「あいちのかおり」が45%を占めています。米・麦・大豆を2年かけて1作ずつ生産するブロックローテーションを行っています。また西尾市で収穫された「コシヒカリ」「あいちのかおり」をブランド米「矢作の恵」として市内のAコープや産直店舗等で販売。安全・安心なお米の証として地産地消へ取り組んでいます。