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西尾市産ハウスイチジクの出荷が順調

2020.5.19

 西尾市では5月上旬よりハウスイチジクの最盛期を迎え、出荷が順調に続いています。今年は春先まで気温が高かった影響で例年より最盛期が半月ほど早く迎えましたが、全体の出荷量は例年と

ハウスイチジクを収穫する加藤さん

変わりません。8月上旬頃まで収穫が続く見込みです。最盛期には1日約500パック(1パック360㌘)を収穫します。JA小牧センターや安城市のJAあいち経済連パッキングセンターを通して、関東・東海・北陸方面へ出荷します。
 JAいちじく部会の加藤正人さんのハウスでは赤く熟したイチジクが次々と収穫されています。現在は約10㌃のハウスで「桝井ドーフィン」を栽培しています。加藤さんは「管理された環境で育った、安定した品質のハウスイチジクを楽しんでもらいたい」と話し、収穫作業に汗を流していました。
 ハウスイチジク栽培は全国的に少なく、市場価格は露地栽培の2倍程になります。

 JA西三河いちじく部会のハウス栽培は4人(部会全体は51人)で昨年は19㌧のハウスイチジクを生産しました。周辺の4JAと共同で「西三河いちじく」ブランドとして全国へ出荷しています。