JA西三河デルフィニウム部会 新部会長に新家翔太さん
2020.8.17
JA西三河デルフィニウム部会(愛称:オアシス)は8月6日、JA西三河あぐりセンター小牧で令和元年度通常総会を開きました。役員改選では、新部会長として新家翔太さん(吉良町)を選出。今後も市場原理に基づく計画的共選共販体制の強化を図り、有利な販売を進めていきます。
この日、生産者をはじめ関係機関の担当者ら7人が参加。議事に先立ち、尾崎満部会長は「昨年度はコロナ禍による消費低迷により大変厳しい年だったが、全国2位に当たる農林水産省生産局長賞を受賞することができて良かった」と振り返りました。議事では令和元年度の事業報告および収支決算報告、令和2年度の事業計画案および収支予算案、新役員案を可決。新たに就任した新家新部会長は「花色を生かした販路拡大がまだまだ見込めるはず。新たな仲間も加わり、新生チーム『オアシス』として存在感のある産地をめざしていきたい」とあいさつしました。
同部会は2002年に発足し、共同出荷を開始。生産者3人で組織し、102㌃で年間約55万本を関東や関西方面へ出荷しています。高単価の見込める10月から3月により多く出荷するため、2017年より全部会員が農業用ICTツールを導入。ICT機器やヒートポンプを活用した栽培環境の改善・効率的な加温を行い、生育遅延の防止や品質の安定化を図っています。またハダニ類の対策としてIPM(総合的病害虫管理)の試験に取り組むほか、需要期となる12月と3月に安定供給できるよう定植日を細分化し、計画生産にも力を入れています。
その他の役員は次の皆さん(敬称略)。
▼副部会長=鈴木正篤
▼会計=尾崎満