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佐久島産サツマイモの収穫、計1㌧の収穫量を目指す

2020.9.30

サツマイモを収穫する同会ら

 佐久島の島民団体「島を美しくつくる会」と西尾市、JA西三河は9月25日より、佐久島クラインガルテンの近隣の畑でサツマイモの収穫を始めました。
 初日の25日には、同会のメンバーやJA職員など約20人が参加しました。管理する20㌃の畑の一部(10㌃)でつるあげ・マルチシートの撤去・サツマイモの収穫作業を行い、コンテナケース12ケース(約180㌔)を収穫しました。
 台風による影響が少なかったことにより、サツマイモの出来は全体的に大きく、加工品に適したイモの収穫が出来ています。作業は10月末まで行い、計1㌧の収穫量を目指します。
 同会の鈴木喜代司代表は「今回は新たな取組みとして、去年収穫したサツマイモの種芋からイモヅルを育て、定植することが出来ました。去年よりも定植数が少ないため、全体の収穫量は減少すると思いますが、その分大きく・高品質のサツマイモになるだろう」と話しました。
 JAは島おこしと遊休農地対策として、2017年から同会と西尾市などと共に、佐久島のサツマイモ名産化を目指す「サクのいもプロジェクト」を進めています。今年で4年目を迎え、JAでは佐久島産サツマイモを原料にした、本格芋焼酎「sakushima~咲島~」を管内Aコープや一色さかなセンターなどで販売しています。