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暮らしに彩りを カーネーションでハッピーハロウィン♬

2020.10.23

ハロウィンカラーを栽培する須田さん

 ハロウィンを控えた10月中旬、全国有数のカーネーション産地である愛知県西尾市ではハロウィン向けの出荷が最盛期を迎えています。
 バレンタインやクリスマスに続き、ハロウィンイベントが諸外国から定着する昨今、5年ほど前よりハロウィン用アレンジに使用するオレンジや紫色の単価が徐々に高まり、ハロウィンを意識した出荷・販売が行われるようになりました。小栗町でカーネーションを栽培する須田吉峰さん(37歳)はこの時期、ハロウィン向けに人気のある紫色「ノビオバーガンディ」を週に3,000本出荷。「オレンジや紫色のカーネーションを自宅に飾り、気軽にアレンジフラワーを楽しんでほしい」と呼び掛けています。当JAでは「おうち時間」が増えたことを機に、より一層の花飾りを推進。コロナ禍による新習慣として浸透させ、農家所得の向上につなげていきます。
 
 愛知県は長野県に次ぎ、全国2位の出荷量を誇る大産地。西尾市の年間生産量は約2,370万本で県内生産量の半数以上を占め、名古屋や東京、大阪などの花き市場を通じて全国へ届けています。市内ではJA西三河カーネーション共選部会と小栗カーネーション部会の2つの共選組織をはじめ、個人生産者ら45戸が約20.3㌶で200品種ものカーネーションを生産。9月下旬より共選出荷を始めており、3カ所の営農センターでは管内農家より次々とカーネーションが持ち込まれ、順調な出荷が続いています。11月中旬には本格的な出荷が始まる見込みです。