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ロス果活用し、「赤美味」100%の無添加ミニトマトジュース発売!

2020.11.20

新発売した「赤美味ミニトマトジュース」

 当JAは11月20日より、管内の西尾市吉良地区を中心に生産される完熟房取りミニトマト「赤美味(あかうま)」を100%使ったミニトマトジュースの販売を始めました。
 JAが手掛けるオリジナル加工品「西三河の自然の恵」の第16弾で、JA西三河ミニトマト共選組合とのコラボ商品。JAは2018年より6次化を通じた地元農産物のPRに注力しており、今年はコロナ禍により販促活動が制限されていることを機に、加工品による消費宣伝を加速させています。
 「赤美味ミニトマトジュース」は1本当たり約1㌔(100粒分)の「赤美味」を贅沢に使用。保存料・着色料は一切使用せず、トマト本来の濃い味わいを詰め込んだ無添加のミニトマトジュースに仕上げました。1本720mlで980円(税込)。市内のAコープ5店舗および産直店舗などで販売しています。
 使用したミニトマトは規格外となるへたとれや裂果などを活用。年間出荷量の約1%を占めるロス果のうち、半分は生産者自身が加工用に回しているため、残り半分をJAが買い取り商品化に利用しました。産直課の加藤章仁課長補佐は「今年9月より販売する赤美味ミニトマトジャムと合わせて、今回のコラボ企画によりほぼすべてのロス果を活用でき、廃棄ロス削減の第一歩につながったと思う。今後も幅広い世代から愛される商品を作り、地元農産物のPRに努めたい」と話しています。
 完熟房取りミニトマト「赤美味(品種名:キャロル7)」は、地元で名君として愛される吉良上野介義央公の愛馬「赤馬」が由来。房のまま全体を赤く完熟させてから収穫するため、完熟性と新鮮感が高いことが特長です。