西尾鉢物出荷組合 「いい夫婦の日」に入籍したカップルへ紅白のコチョウラン贈る
2020.11.27
西尾鉢物出荷組合は「いい夫婦の日」である11月22日、西尾市役所の婚姻届専用窓口に婚姻届を提出したカップル20組に、紅白のコチョウランをプレゼントしました。同組合の創立50周年を祝し、新たな門出を祝うとともに若い世代に対する花きの消費啓発にむけたPRが目的。
プレゼントした紅白の2本立ちコチョウランは、この日のために特注で用意したもので、同組合の鈴木敬寿組合長と内藤雅拓副組合長が駆けつけ、コチョウランとあわせて記念タオルを贈りカップルたちを祝福しました。当日窓口では午前9時に受付を開始し、多くのカップルが婚姻届を提出。婚姻届を提出した太田真理江さん(28歳)は、夫となる勝博さん(28歳)とともにコチョウランを受け取り、「きれいなコチョウランをいただけて嬉しい。どこに飾ろうか2人で決めたい」と笑顔で答えました。また鈴木組合長は「組合創立50周年の記念事業として企画したが、みなさんの笑顔が見られて嬉しい。今後も子どもたちや若い世代に向けて花きのPRや花育活動を行っていきたい」と話しました。また26日には、地元保育園へ花苗と記念タオルを園児へプレゼントし、特産である花きの魅力を伝えました。
西尾市は全国7位の花き産出額を誇る一大花き産地。全国有数の生産量を誇るカーネーションや、市のシンボルフラワーであるバラ、菊、デルフィニウムなどの切花類、コチョウランや観葉植物といった鉢物などバラエティに富んだ花き類を生産しています。今年はコロナ禍による花き需要の低迷の中、JAとしても花の需要拡大に貢献できるようなイベントの開催や、市場・生産者との連携を密に取りこぼしのない販売に努めています。