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カーネーション品質調査 需要期に向けて他産地の品質と比較

2021.4.7

集荷された荷物を確認するJA職員ら

 当JAは3月30日、県内のカーネーションが一堂に集まる名港フラワーブリッジでJAあいち中央の販売担当者と合同の品質調査を行いました。緊急事態宣言明けに各担当者が集まって行う品質調査は今回が初めて。最需要期となる5月の「母の月」に向けて品質面を確認しました。
 この日、JA西三河とJAあいち中央の販売担当者ら6人が参加。市場担当者から販売情勢を聞きながら、集荷された他産地の出初めのカーネーションを品種・等階級別に確認しました。束重量の測定や荷姿を撮影して切り前や曲がり、花の痛み具合などを記録し、部会員に情報共有。この時期、暖かくなってくると咲くのが早くなってしまうため、切り前に注意して他産地の荷物と比較しました。次回は新型コロナウイルス感染症の情勢を鑑みつつ、5月の母の日最終出荷日に開催する予定です。

 カーネーションの品質調査は、部会内での品質向上と販売強化に向けて始めた取組み。現在は県下JAへと広がり、2015年以降はJAあいち経済連主導により、県内のカーネーション産地であるJA愛知みなみ、JAあいち中央、JAあいち知多とともに合同調査を実施しています。