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春をつげる旬の味覚「タケノコ」の出荷スタート

2021.4.13

あぐりセンター小牧でタケノコの集荷作業にあたる兵藤さん

 当JAは4月2日より、あぐりセンター小牧で春の味覚「タケノコ」の集出荷が始まっています。管内では、1人の生産者が4月末まで豊田市場へ出荷。今年は天候が安定しているため、出荷も順調です。
 西尾市吉良町駮馬地区で採れるタケノコは、土の中から掘り起こし収穫するため、えぐみが少なく色味が良いのが特徴。また早く掘り取ることで、後続のタケノコの肥大や発生が早まり、早期で高品質な出荷につなげています。
 冬場には伐竹や施肥、管理作業を行うことにより発筍量を増やし、やわらかく食味の良いタケノコを生産。さらに急斜面を生かしたカナテコによる収穫方法によって、平地での半分の労力で掘り起こすことができます。あぐりセンター小牧の兵藤孝浩さんは「タケノコが旬となる4月、スーパーなどでタケノコを見た際には、ぜひ手に取ってみてほしい。コロナ禍の今、家庭で旬の味覚を楽しんでほしい」と話しています。JAでは、市場を通じて固定客へ出荷し、安定価格での取引に努めています。