レインボーバラ共選組合 新組合長に大須賀隆記さん
2021.4.15
令和2年度から新たな物日「ローズの日(6月2日)」の周知・定着に向けて取組むレインボーバラ共選組合は4月9日、西尾コンベンションホールで令和2年度定期総会を開きました。
来賓に西尾市の中村健市長や当JAの齋藤種治組合長をはじめ、市場関係者などを招き、計29人が参加。議事に先立ち、山本圭悟組合長は大日本農会 令和2年度農事功績者表彰で緑白綬有功章を受章した組合員の神谷豊秋さんを称え、「厳しい状況の中、神谷さんが名誉ある章を受章し、組合として盛り上がり大変誇りに思う。数年は見通しが立たないと思うが、過去に感謝、今に信頼、未来に希望という言葉を座右の銘にバラ生産に一生懸命取り組んでいきたい」と話しました。議事では令和2年度の事業報告および収支決算報告、令和3年度の事業計画案および収支予算案、新役員案が可決。時代に対応しながら花育や消費宣伝活動を通じて需要の掘り起しに力を入れ、取引市場と共に成長し存在感のある産地をめざしていくことを確認しました。新たに就任した大須賀隆記新組合長は「花き産業を取り巻く環境は依然厳しいが、皆様の知恵と力をお借りして、環境を勝ち抜いていくために新しい時代の流れを自分たちで作るという気持ちで進んでいきたい」とあいさつしました。
同組合は西尾市を中心としたバラ生産者14人と1法人で組織し、作付面積727㌃で年間に98品種・約500万本のバラを生産。関東・中京・関西方面へ出荷し、販売金は約3億円にのぼります。令和2年度はバラの需要拡大に向けて「ローズの日」を新たな物日として呼びかけ、市場でのPR、メディアによる紹介など取組みを進めました。今年度は行政とも連携し、さらなる認知度向上をめざしていきます。