「あいちのいちじくコンテスト 」西尾市で4年ぶりに開催!
2021.9.6
令和3年度あいちのいちじくコンテストが8月31日、当JA本店で開かれました。愛知県とJAあいち経済連、愛知県果樹振興会の主催で、栽培技術の向上と消費拡大を目的に旬を迎えるこの時期に開催しています。
コンテストには県内の生産者より「桝井ドーフィン」165点、「サマーレッド」50点の計215点が出品され、審査の結果、特選19点・入選46点が選ばれました。最高賞となる農林水産大臣賞には稲垣松乃さん(安城市)の「桝井ドーフィン」が輝き、西尾市内からは左右田利郎さん、伴野忠さん、冨永行男さんの「桝井ドーフィン」が特選に選ばれました。
県農業総合試験場や市場関係者ら8人が外観、糖度、品質を基準に審査。審査長を務めた愛知県農業総合試験場園芸研究部の新井和俊部長は「梅雨のような天気が続き、低温、日照不足の日が多く、着色不良や病害が発生しやすい状況が続いた。しかしこのような状況下でも適期防除、適正な新梢管理など生産者の努力が実り、着色・果実肥大の良好な果実が揃った。8月の曇雨天にもかかわらず、平均糖度は15.8%、最高糖度は22.6%で、とりわけ特選の果実は素晴らしい品質のものばかりだった」と講評しました。また、コンテストに出品された一部は、イオン岡崎南店で同日販売されました。
愛知県は約2,000㌧の収穫量を誇る全国トップクラスのイチジク産地。西尾市を含む西三河地区が生産の中心地で、「西三河いちじく」のブランド名で関東・中京・北陸方面へ出荷しています。
西尾市内の特選受賞者は次の通り(敬称略、カッコ内は町名・品種名)。
▼西尾市長賞=左右田利郎(吉良町、桝井ドーフィン)
▼西尾市議会議長賞=伴野忠(吉良町、桝井ドーフィン)
▼西三河農業協同組合長賞=冨永行男(吉良町、桝井ドーフィン)