地域活性化にむけて産直指導に力
2021.11.25
当JAはさらなる地域の活性化に向けて産直部会員の獲得と栽培指導に力を入れており、安全・安心な産直野菜や切り花などを提供できるよう支援し、出荷物の品質向上と農家所得向上につなげています。
西三河農林水産事務所農業改良普及課の普及指導員でもあった、営農部指導販売課の森繁美さんが主に担当。産直部会員の育成を目的に、新規就農向け農業講座「にしお農業塾」での指導と並行して月に2回各店舗を巡回。店頭に並ぶ商品の品質を確認するほか、圃場に出向いて栽培管理をサポートしています。また来春オープンを予定している憩の農園ファーマーズマーケットを想定し、珍しいものや季節感のある野菜・果物、花きを取り揃えていけるよう提案も行っています。森さんは「宝探しのように新たな発見のある売り場づくりが求められる」と話し、希望する部会員にはポポーやフェイジョアの栽培方法や病害虫情報などを配布。「にしお農業塾」でも差別化を意識し、現在ではロマリアやプレコーチェなどのイタリア野菜の栽培に取り組んでいます。
JA西三河産直部会では年に2回、管内の産直店舗に出荷する会員を対象に春作と秋作の栽培指導会を開催。今年度は支部単位で開き、魅力ある店舗づくりを進めています。