佐久島しおさい学校で花育授業を行いました
2021.12.10
西尾市を中心としたバラ生産者で組織するレインボーバラ共選組合は、12月3日に「佐久島しおさい学校」の全校生徒に地元産のバラを使用した花育活動を行いました。
同部会の大須賀隆記組合長と同部会婦人部4人は、佐久島唯一の学校で小中一貫校の「佐久島しおさい学校」に訪問。児童らは花を楽しむ豊かな心を育むことを目的に小学生15人に花束づくり、中学生13人にはアレンジフラワーづくりを体験してもらいました。授業では、色とりどりのスタンダード5本・スプレー2本のバラを使用。アレンジフラワーづくりをした中学生らは、バラの色・花形を活かしながら、思い思いに制作しました。講師を務めた大須賀幸子さんは、「完成したアレンジフラワーは、みな違った出来栄えになりました。これは皆さん一人ひとりの性格が出ているからで、花も同様に一本一本個性があります。花の楽しみ方として一本一本の違いに注目してもらえると嬉しいです」と児童らへ向けて
話しました。授業の終わりには、質疑応答の時間を設け、児童から多くの質問が飛び交いました。
体験した中学生は「普段から花を生ける習慣はなかったが、今回やってみて楽しかったのでまたやってみたい」と話していました。
同組合は、西尾市がバラの大産地としての知名度拡大と市のシンボルフラワーに指定されるバラをもっと身近に感じてもらうことを目的に、2009年から市内小学校3年生を中心に花育活動に取り組んでいます。今回は初めて中学生に対して授業を行いました。