西尾市イチゴ、冬の最盛期を迎えています
2021.12.17
県内トップクラスのイチゴ産地の西尾市では、クリスマスを目前とした冬の出荷最盛期を迎えています。
あぐりセンター小牧の集荷場では、生産者が箱詰したイチゴが続々と持ち込まれ、集荷作業に追われています。
JA西三河いちご部会では、クリスマスケーキの需要が高まる12月に出荷を合わせるため、8月頃から苗に夜冷処理を施し、早期に花芽がつくように栽培しています。
また、今月12日からは業務用イチゴの集荷も始まり、専用の箱に詰められたイチゴが市場を通して大手製パンメーカーに持ち込まれ、ケーキ用として使用されます。
今年の生育は台風で大きな被害もなく、秋ごろの晴天が続いたため定植後は順調です。収穫は春まで続き、来年5月頃まで予定しています。
同部会は、今年度部会員77人で構成し、合計約16.5haで年間約988t(令和2年産)を生産。県内をはじめ、石川県と新潟県の市場へ出荷しています。