憩の農園でジネンジョ即売会を開催
2021.12.22
JA西三河じねんじょ研究会は、12月19日に西尾市憩の農園でジネンジョの即売会を開催しました。
この即売会は、西尾市吉良町で収穫するジネンジョの地元での知名度拡大を目的に開催。店頭にはジネンジョの1本ものが20本、200gパックが40個が並びました。
今年の生育は、夏ごろに長雨の影響が心配されましたが、毎年改良を繰り返す水捌け対策もあり、例年並みの出来となりました。
同研究会は、吉良町にある1アールほどの共用ほ場で、愛知県のブランド「夢とろろ」を栽培。今年で本格的な収穫をはじめて3年目を迎えました。ジネンジョは、水に弱いため水捌けの良い土づくりと、まっすぐに生育するように、毎年栽培方法に改善点を加えながら栽培しています。
今後はJAの産直店舗にて販売予定。数に限りがあり、年内までの販売となるそうです。
同研究会は、イチジク農家を中心に2018年1月に発足。ジネンジョの主な作業時期が露地イチジク栽培の農閑期と重なり、収穫も地中保存によりある程度融通が利くことから複合経営の実現を目指し、活動を進めています。また、今年度からジネンジョ専門店への納品が始まり、生産量の拡大に期待が高まっています。