県内でトップクラスの生産量を誇る西尾のイチゴが冬のピークを迎えています!!!
2022.12.26
県内で生産量・規模ともにトップクラスを誇る愛知県西尾市で、12月中旬よりイチゴ出荷の冬のピークを迎えています。冬の山場となるこの時期に、一日に最大約5.5㌧の出荷を見込みます。
特に需要が高い11日から21日にかけては、ケーキ等に利用される業務用イチゴが出荷の中心となります。
12月の出荷量はシーズン全体の約2割を占め、業務用イチゴの初日となった11日には約2万パック(約5.2㌧)を出荷しました。
今年は気候が良く、花芽分化(花の生育具合)が順調だったことから、例年と同様の10月28日に共選出荷がスタート。以降、順調に出荷が続いています。
集荷場があるJA西三河あぐりセンター小牧には、パック詰めしたイチゴを持ち込む生産者の車が次々と到着。生産者が輪番制で1箱ずつ検査を行い、品質管理を徹底しています。新規就農者を育成する「いちごスクール」の修了生もベテランの生産者に混じり、出荷作業にあたっています。業務用イチゴの階級は、ケーキに適した2L・L・Mの3種類。業務用出荷の専用パックはやわらかく、イチゴを一粒ずつ置けるような穴があり、荷傷みを軽減しています。
クリスマス前に安定した出荷量と高品質を誇る西尾のイチゴが、大手製菓業者等から高い評価を受けています。