西三河農協農作業受託部会が西尾市の福祉事業に１０万円を寄付
2023.2.5
西尾市内の米・麦・大豆農家で組織する西三河農協農作業受託部会は２月２日、西尾市の福祉事業に１０万円を寄付しました。同部会は、行政による農業支援への感謝を表明するかたちとして毎年行っているもので、今年で１２回目。
この日、渡辺幸人部会長をはじめとする役員ら３人が西尾市役所を訪れ、中村健市長に寄付金を手渡しました。渡辺部会長は部会員全員で「有機肥料・減農薬にこだわって栽培する「三河自慢」の売上金をぜひ福祉事業に活用してほしい」と話しました。寄付金を受け取った中村市長は「有効に使わせていただきたい。引続きレベルの高い農業を展開できるよう市としても支援をしていきます」と述べました。
市は寄附金を地域福祉基金に積み立てて、今後の福祉事業に活用する予定です。
同部会は市内の専業農家４８名で組織。田畑での米・麦・大豆などの生産を大規模に請け負い、例年の米の生産調整に大きく寄与しています。
また、優れた生産技術により、小麦の面積あたりの収量は全国有数。小麦、大豆の収穫量はともに愛知県下トップクラスを誇ります。小麦には愛知県生まれの品種「きぬあかり」「ゆめあかり」を、大豆には遺伝子組み換えでない安全安心な「フクユタカ」を生産しています。
