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市食育推進イベントで稲作青年部員らが講師を務める 親子で田植え体験・米袋づくりに挑戦

2023.6.15

子どもたちと田植え体験を楽しむ小笠原部長

 西尾市の食育推進事業「親子で田植え体験」が5月14日、家武町のいきものふれあいの里で開かれました。
 稲作への理解を深めてもらうことを目的に開催。
 当日は、6家族19人の親子が参加し、市内の若手米農家で組織する稲作青年部のメンバー29人の指導を受けながら、田植えと米袋づくりに挑戦。
 この日は雨だったため、米袋づくりを行い、その後、室内でバケツ稲(ミニ田んぼ稲)に挑戦。
 参加者らは、米袋にお米や家族のイラストなどを描き、シールなども使ってオリジナルの米袋を作りました。バケツ稲では、バケツに土を入れた後、水を入れて混ぜ実際の田んぼの状態を再現して田植えを体験。「あいちのかおり」を定植し、定植後は、田植え機の乗車体験も行いました。
 今回作成した米袋は、稲刈り後、精米したお米を入れて家族にプレゼントする予定です。
 稲作青年部が講師を務める市の食育推進イベントは、毎年8月に稲刈り体験を行っていますが、米づくりの一連の流れを知ってもらい、土に触れてもらいたいとの思いから今回、初めて田植え体験を行いました。
 稲作青年部の小笠原勇蔵部長は「幼少期に泥遊びをした思い出が忘れられず、子どもたちにも土に触れてもらいたいという思いから田植え体験を計画しました。子どもたちが楽しそうに土をいじり、米づくりの流れを知ってもらえてよかった」と話しました。
 また参加した家族連れは「とても楽しかった、次は実際の田んぼで田植えを体験したい」などと話していました。