西尾梨「幸水」の目揃い会を開催しました
2023.7.31
JA西三河梨部会は7月24日、あぐりセンター高河原の選果場で西尾梨「幸水」の目揃い会を開きました。当日は生産者や担当者、市場関係者ら約30名が参加。サンプル梨を用いた外観による規格の基準を確認するほか、今年の梨出荷や栽培状況などについて話し合いました。
今年は気温が高く生育が早かった影響から出荷開始が1週間ほど早まり、他産地よりも進んでいます。西尾梨全体の6割程度栽培している早生品種「幸水」は7月26日頃に出荷が始まり、8月8日に出荷ピークを迎える見込みです。
西尾市は50人の生産者が約14㌶で生産し、そのうちJAを通して年間99.5トンを出荷しています。西尾梨は産地全体で有袋栽培を行っていることが大きな特徴。交信攪乱剤やバンカーシートの活用によるIPM防除(総合的病害虫管理)も行っています。果皮を美しく仕上げることとともに病害虫被害を抑え、農薬の使用回数を減らしコスト低減や労力削減につなぐほか、安全・安心な梨づくりに取り組んでいます。