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ジネンジョ「夢とろろ」本格収穫

2023.12.5

立派に育ったジネンジョに目を細める井土会長

 イチジク生産者を中心に2018年に発足したJA西三河じねんじょ研究会は12月4日、西尾市吉良町の共用圃場でジネンジョ「夢とろろ」を収穫しました。  
 収穫には研究会に所属する会員7人が参加。枯死したつると棚を撤去し土を掘り起して、7㌃の圃場で約1,000本ものジネンジョを収穫しました。12月10日には産直店舗・憩の農園ファーマーズマーケットで試食販売会を開催する予定で、長芋との差別化を図りながら西尾市産ジネンジョの周知を図ります。

 色と香りの決め手となる土は、愛知県安城市の赤サバ土を使用。パイプの代わりに雨どいや波板を活用し、使用する土の量を半分に減らすなど生産コスト低減につなげています。収穫したジネンジョは愛知県じねんじょ主産地協議会の県産ジネンジョのブランド「夢とろろ」として販売。引き続き生産技術の向上と安定供給できる販路確保に力を入れてまいります。