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夏本番を前に熱中症対策学ぶ

2024.6.26

瀨戸氏の講演を聞く青年部員ら

 JA西三河青年部は6月25日、「農作業における熱中症対策」をテーマとした勉強会をJA本店で開きました。近年、農作業中の熱中症による死亡事故が増加傾向にあることから、熱中症の発生が急増する夏本番を前に正しい予防策を身に付けることが目的。
 講師には大塚製薬株式会社の瀨戸将宏氏を招き、青年部員17人が参加。熱中症に至るメカニズムをはじめ、熱中症になった際の対処方法や未然予防策などを学びました。質疑応答では、熱中症対策や水分補給に利用される市販の飲料の違いや摂取頻度について質問があり、参加した部員は「水分補給の重要性を再認識した。従業員や家族の熱中症対策に役立てたい」と振り返りました。

 JA西三河青年部は、愛知県西尾市で農業に従事する青年団体で、現在37人が在籍。勉強会は部員が選んだテーマで毎年開催しており、農業経営に関するものからSNS運用まで多岐にわたります。そのほかJA役職員との意見交換会や部員同士の交流会、地域イベントでの消費宣伝即売会などを通じて、地域農業の担い手としての必要な知識の習得と、豊富な人脈をつくるための活動を積極的に行っています。