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第53回日本農業賞 大賞受賞 祝賀会

2024.7.22

 7月18日、西尾コンベンションホールで、「第53回日本農業賞」集団組織の部において大賞を受賞した西尾鉢物出荷組合を祝う会が開催されました。当日はJAの齋藤種治組合長はじめ、中村健西尾市長、青山周平衆議院議員など、関係者約130名が参加し、受賞された西尾鉢物出荷組合を祝福しました。

▲犬塚組合長(中央)と齋藤組合長(右端)ら

 あいさつでは犬塚和義組合長から同大賞の概要や受賞理由などが伝えられ「西尾市はなんでも揃う産地、ニーズに的確に応える産地として、西尾鉢物出荷組合の運送会社一元化への取組みが高く評価された」と関係者へ感謝を述べました。
 

 同賞は日本農業の確立をめざして、意欲的に経営や技術の改善に取り組み、地域社会の発展にも貢献している農業者と営農集団や、食や農の担い手として先進的な取り組みをしている個人・集団組織をを表彰しています。
 西尾鉢物出荷組合は、運送会社の一元化により安い運賃を実現させ、物流2024年問題への対応が図られていることや、先駆的な取組みとして生産者、買参人がグループLINEで直接やり取りし取引を成立させているシステムなどがが評価され受賞しました。
 西尾鉢物出荷組合は昭和46年に前身の「鉢物部会」と「和物部会」によって結成。昭和54年からは4部会制が始まり、和物、洋らん、観葉、鉢花の共同出荷による複数部会の1大産地を形成。作付面積は2745a、販売金額は16.5億円の、集出荷場を活用した共同輸送による個選個販の組織。 現在は、和物部会23戸、洋らん部会26戸、観葉部会15戸、鉢花部会15戸の合計79戸によって出荷組合が構成されています。