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「西尾梨」共選出荷スタート、8月上旬には出荷ピークに JA西三河梨部会

2024.8.1

収穫期を迎えた梨「幸水」の収穫に取り組む手島部会長

 JA西三河梨部会は7月29日、梨の共選出荷を開始しました。同部会の生産者らは収穫適期を迎えた梨を盛んに収穫し、集荷場所となるJA西三河あぐりセンター高河原へ持ち込んでいます。
 共選初日となる7月29日の集荷量は約2㌧と、前年の出荷初日と比較して約7割程度とやや遅い出足ながら、収穫期通しての収量は例年並みとなる見込み。同部会の出荷量のうち約6割を占める「幸水」が最盛期を迎える8月7日~9日には1日あたり5.5㌧を集出荷の予定です。同部会では高単価が見込める8月7日~9日のお盆前の期間に集中した出荷を行うよう部会員に呼びかけています。今年の梨は目立った病害虫の発生もなく糖度も例年並みと品質は良好。部会では今後の高温障害対策としてかん水・散水も呼びかけています。
 同部会の手島英一部会長は「旬を迎えている『幸水』は瑞々しくて日持ちも良く、贈答用にもふさわしい。ぜひ手に取って味わって欲しい」と話しています。
 JA西三河梨部会では部会員48人が14㌶で梨を生産し、「西尾梨」のブランド名で年間に約90㌧を主に県内の市場へ出荷するほか、JA西三河の産直店舗でも販売しています。同部会では消費者の安全・安心志向への対応として一つ一つ袋をかける有袋栽培を行い、果皮の美しい梨を生産している。また、化学農薬の使用を減らし、環境にやさしい防除に部会全体で取り組み、「西尾梨」ブランドの品質向上に努めています。