新着情報

最盛期を前に、露地イチジク目揃い会を開きました

2024.8.1

サンプルイチジクを用いて規格を確認する生産者ら

 JA西三河いちじく部会は7月30日、露地イチジクの目揃い会をあぐりセンター小牧で開きました。8月中旬以降の最盛期を前に、出荷基準を揃えてさらなる品質向上へつなげていきます。
 目揃い会には部会員、市場担当者など約50人が参加。市場担当者がサンプルイチジクを用いて出荷規格や栽培管理などを説明しました。また農業改良普及課西尾駐在室の担当者からは最近の天候と栽培管理に関する情報提供があり、高温障害や病害虫被害についての注意点も共有しました。

 JA西三河いちじく部会は、西尾市内のイチジク生産者49人で組織し、約8.8㌶で年間170㌧(うち露地155㌧・ハウス15㌧)のイチジクを生産しています。品種は「桝井ドーフィン」「サマーレッド」の2種類。8月17日頃から出荷ピークを迎える見込みで、最盛期には市内で1日当たり約2.8㌧を収穫します。今年度よりイチジク専門の新規就農向け講座「いちじくスクール」とは別に、新規就農者への栽培支援に注力しており、ほ場巡回や栽培管理のアドバイスを適宜行うことで産地全体で担い手を育成!さらに輸送車や売り場の確保に向けて、2日前からの出荷量予測も始めます。