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露地イチジクが最盛期を迎えます!

2024.8.9

1つずつ丁寧に収穫する冨永部会長

 西尾市では8月中下旬にかけて露地イチジクの最盛期を迎えます。
 今年は7月25日より収穫が始まり、量・質ともに順調な滑り出し。8月17日頃から最盛期を迎える見込みで、多い日には1日当たり約3.6㌧(約10,000パック)を収穫。JAあぐりセンター小牧や安城市のJAあいち経済連パッキングセンターを通じて中京・京浜方面へ出荷します。 

 JA西三河いちじく部会の冨永行男部会長は14㌃で「桝井ドーフィン」を栽培しています。朝5時頃から作業に取り掛かり、果皮を傷つけないよう軸元から1つずつ丁寧にもぎとります。収穫した実は選別し、その日の昼に集荷場へ持ち込み、翌日には店頭へ・・・ 冨永部会長は「今年もおいしいイチジクに仕上がっている。そのままガブッと味わってみて」と話してくれました。露地イチジクの収穫は11月上旬頃まで続く予定です。
 三河湾に面した西尾市は山間部に比べて夏場の雨が少なく、温暖な気候でイチジク作りに適した産地。市内では49人の生産者が約8,8㌶で年間約170㌧(ハウス15㌧、露地155㌧)のイチジクを生産。全国トップクラスの生産量を誇る西三河地域のイチジク生産を支えています。また、今年度よりイチジク専門の新規就農向け講座「いちじくスクール」とは別に、新規就農者への栽培支援に注力。ほ場巡回や栽培管理のアドバイスを適宜行うことで、産地全体で担い手を育成しています。