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稲刈り体験・「おにぎらず」作りで食の大切さ学ぶ 稲作青年部の若手農家が講師勤める

2024.8.30

稲刈りを体験する子ども

 8月24日、西尾市のJA西三河事務センターと付近のほ場で、食農体験教室「親子で稲刈り体験&おにぎらずを作ってみよう!」が開かれました。毎年恒例となる西尾市の食育推進事業の一環。西尾市内の若手水田作(米・麦・大豆)農家で組織する稲作青年部の部員ら23人が講師を務め、参加する西尾内在住の8家族24人の親子と触れ合いながら稲刈りや「おにぎらず」作りを指導しました。
 親子らは収穫期を迎えた米「コシヒカリ」を鎌を使って刈り取り、ひもで束ね、コンバインでの脱穀を行いました。また「おにぎらず」作りでは、用意された米・海苔にツナマヨ・錦糸卵・きゅうりなどの具を用いて「おにぎらず」を作り、家族で美味しく味わいました。

 

「おにぎらず」作りを楽しむ親子

 稲作青年部の三矢貴仁部長は参加者らに向けて「きょう講師を務めた農家が各地域で頑張ってお米を作っているので、参加者の方々には西尾市のお米や農作物の応援をお願いしたい」と呼びかけました。また子ども2人とともに参加した平井久美子さんは「今年春に田植えは体験したが稲刈りははじめて。最近の食生活はパン食になりつつあるので、地元の米を食べて応援したいと思う。これをきっかけに子どもたちが米について興味を持ってもらえれば」と話しました。