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矢田小学校の児童が稲刈り体験 JA主催「米づくり体験授業」各小学校で稲刈り続々と

2024.10.18

児童らによる米の収穫

 JA西三河は市内18校の小学校で「米づくり体験授業」と題し、地域の米農家と協力して小学生に向けて田植え・稲刈りやかかし作り・収穫祭などの指導を行っています。9月から10月にかけては各地の小学校で稲刈りの体験授業を行い、収穫の喜びと農作業の大変さを児童らに伝えています。
 10月15日には西尾市立矢田小学校で稲刈りの体験授業を開きました。米農家の藤田光伸さんが講師を務め、同小学校の5年生と特別支援学級の約160人に、鎌を使った昔ながらの稲刈りを指導しました。児童らは鎌を手に、米「あいちのかおり」を1時間ほどかけて丁寧に刈り取り。その後、コンバインによる米の刈り取りの見学や、コンバインでの脱穀を体験しました。
 指導した藤田さんは「5月の田植えから今日まで約4か月間、夏の暑さや雨や虫の中で管理を行ってようやくきょう米の収穫ができます。毎日食べているお米が育つまでこれだけの手間がかかることを覚えておいてほしい」と児童らに向けて呼びかけました。
 今後の米づくり体験授業では12月~2月にかけ、各小学校で収穫した米を使用した海苔巻きづくりや餅つき体験などを計画しています。