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「三河みどり」出番!冬春キュウリ機械選果が始まりました

2024.11.6

選果ラインへキュウリを並べるパート選果員

 全国トップレベルの反収を誇るJA西三河きゅうり部会は11月4日より、JA西三河あぐりセンター池田で冬春キュウリの機械選果を開始しました。県内市場を中心に東海地区などへ出荷し、今年度は3,000㌧(加工品を含む)・販売高10.5億円を目標に掲げます。
 今年は夏から秋口にかけての高温により出始めの出荷量は少ないものの、例年通り良質なキュウリが持ち込まれており、選果場では生産者が持ち込んだキュウリをパート選果員が選果ラインに並べ、等階級別に選別されたキュウリの箱詰め作業に取り組んでいます。機械選果できない規格は手作業で選別し、加工用出荷を行います。すべての部会員が出荷を開始する11月中下旬頃に、本格的な出荷シーズンを迎える見込みです。

 同産地では2021年より袋詰め機を導入。消費者ニーズの高い袋詰めを自動化することによりタッチレスで鮮度維持に役立てています。今年は11月下旬より稼働予定で、画像処理から袋詰め、バックシール・ラベルコードの貼付までを選果場で行い、高付加価値化することで収益向上を目指します。袋には二次元コード付きバーコードを貼り、産地情報や生産者のおすすめレシピなどを紹介。顔の見える産地発信型の販売実証を進めており、今年度より袋販売の販売も強化します。