新着情報

第76回関西茶業振興大会 愛知県大会の式典が開かれました

2024.11.19

大会会長賞に輝いた小林さん(右)

 第76回関西茶業振興大会愛知県大会が11月16日、JA事務センターで開かれました。式典では8月に開催された関西茶品評会の特別賞受賞者を表彰。また式典開催にあわせて地域ブランド「西尾の抹茶」を広くPRすべく、西尾の抹茶博2024が16日・17日に開催されました。

 関西茶業振興大会は、関西茶業協議会に加盟する6府県(愛知県、岐阜県、三重県、滋賀県、京都府、奈良県)の持ち回りで開催している伝統あるお茶の大会。76回目となる今年は愛知県で開催されました。

 

式典で表彰された西尾市関係者

 式典には6府県の茶業関係者らが出席。主催者挨拶として、大村秀章知事は表彰者を称えるとともに「愛知県は中部地区最大の農業県であり、茶の農業産出額は全国7位、てん茶は第4位で県を代表する農産物。お茶を取り巻く情勢は厳しい状況にある中で世界的な日本食のブームやヘルシー志向、抹茶の認知度拡大により輸出量は年々伸びている。今後も茶業関係者の皆様と連携しながらおいしいお茶の生産と消費拡大に向けてしっかりと取り組んでいきたい」と話しました。来賓祝辞後には審査報告があり、大会会長賞をはじめ、産地賞、関西茶品評会特別賞、関西茶業功労者の表彰がありました。大会会長賞には受賞者を代表して有限会社不老園 小林晋弥さんが選ばれ、大村知事より賞状が授与されました。また会場では、品評会出品茶として5茶種・371点や茶業関連機資材も展示されました。

 同時開催された西尾の抹茶博では柴田武シェフと辻口博啓シェフの限定抹茶スイーツが無料配布されるほか、西尾市内の抹茶生産者らによる石臼挽き体験や利き抹茶体験など抹茶づくしの催しが行われ、多くの来場者で賑わいました。

 

 西尾市の受賞者は次のとおり(敬称略)。
 【特別賞(個人)】
 ▼農林水産大臣賞(てん茶)=有限会社不老園 小林晋弥
 ▼農林水産省農政局長賞(てん茶)=有限会社不老園 小林佑弥、有限会社ヤマフジ製茶 稲垣宏紀
 ▼公益社団法人日本茶業中央会長賞(てん茶)=有限会社不老園 小林智鶴
 
 【産地賞(団体)】
 ▼てん茶第1位=愛知県西尾市