新着情報

にしおフラワーを使った花育教室を開校

2025.2.12

 

アレンジを楽しむ児童ら

 西尾市花き協議会は2月10日、吉田小学校で花育教室を開きました。「花の王国あいち」の中でも有数の花き生産地であることから、市内で生産される花(にしおフラワー)を知り、愛着を高めてもらおうと展開。花瓶を使った花育教室は3回目で、JAや行政なども協力しています。
 この日、同協議会の鈴木敬寿会長と西三河南部菊共選組合(愛称:ロイヤルマム)の婦人部4人が同小を訪れ、4年生33人にアレンジフラワーを指南。西尾市産のバラ2本、カーネーション2本、レインボーカラーに染めたキク1本、デルフィニウム1本を思い思いに花瓶へ活けてもらいました。日常的に花を飾る習慣を身に付けてもらいたいという願いから花瓶は参加者全員にプレゼント。完成した作品は同小が12日に開催した2分の1成人式で家族に贈られ、児童は「家族への感謝の気持ちを込めてきれいなお花が作れて楽しかった」と笑顔をみせました。

 西尾市花き協議会は西尾市内の花き生産者130人で組織し、切り花や鉢物などさまざまな花きを生産。栽培技術の向上のための研究会や現地視察、各品目の消費宣伝活動のほか、花育活動にも積極的で毎年地元の保育園や小学校を対象に実施しており、行政や地域住民に対してもフラワーウォークやフラワーマルシェなどのイベント参加を通じて〝花と緑のある暮らし〟を推進しています。