減農薬米「三河自慢」の売上一部を市の福祉事業へ寄付
2025.3.10

西三河農協農作業受託部会は3月7日、西尾市に10万円を寄付しました。当JAのブランド米「矢作の恵・三河自慢」の売上の一部で、行政による農業支援への感謝を表明するかたちとして毎年行っており、今回で14回目。
この日、小野田裕二部会長をはじめとする役員ら4人が西尾市役所を訪問。小野田部会長は「福祉に役立てていただければ」と話し、中村健市長へ寄付金を手渡しました。中村市長は「生産性・品質の高い農業を行っていただいている。小麦については除草剤不使用など付加価値を高めており、『にしお小麦』のブランディングも順調に進んでいるように感じる。その調子で頑張っていただきたい」と話し、米価が上がっていることについては「適正価格について関心を持ってもらえる機会となれば」と述べました。市は寄付金を地域福祉基金に積み立て、福祉事業に活用する予定です。
同部会は西尾市内の米・麦・大豆農家47人で組織。大規模専業農家への農地集積を進め、スケールメリットとあわせた高い技術力を背景に、米の10㌃当たりの収量は県下有数。小麦、大豆の収穫量はともに県内トップクラスを誇っています。