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“フラワーバレンタイン”に高品質なバラを贈ろう

2020.2.14

出荷先ごとに仕分け作業を行う生産者

 愛知県内有数のバラ生産地である西尾市では2月上旬より、バレンタインデーに向けたバラの出荷が行われています。西尾市を中心としたバラ生産者で組織するレインボーバラ共選組合ではこの時期、赤のスタンダードの大輪「サムライ08」やピンクの「ラブリーガール」「ブロッサムピンク」を主力に、フラワーバレンタインに向けたバラの集出荷にも力を入れています。
 日本でも男性から女性へ花を贈る〝フラワーバレンタイン〟の動きが盛んとなってきており、年々需要が増えるこの時期に向けて、同組合では鮮度の高いバラを届けています。山本圭悟組合長は「気温の低い1月から3月頃は年間を通じて花持ちがよく、色づきも鮮やか。ぜひバレンタインに高品質なバラを贈ってほしい」と呼び掛けました。

 レインボーバラ共選組合は15人と1法人の組合員で組織し、98種類のバラを年間約530万本周年栽培。ハンディ端末で品種や数量などを登録・確認し、円滑な仕分け業務により県内市場を中心に関東・関西方面へ出荷しています。発足以来、地産地消と高品質を重点に掲げ、県内市場への販売高は県内トップクラス。また発足当初より湿式輸送を全国に先駆けて採用、2018年4月には日本花き生産協会の「花き日持ち性向上生産管理基準認証者」の認証を取得するなど鮮度へ強いこだわりを持って生産しており、さらに安定経営を背景に後継者として若い生産者も就農し、平均年齢40歳代と高品質のバラを将来にわたって出荷できる体制を整えています。