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県の支援策で地元小学校へ切り花を提供

2020.6.4

 県が花き農家支援策を発表したことをうけ、JA西三河は5月下旬に一色町の企業で、花の染色剤を扱うトリイ㈱と協力して、西尾市立鶴城小学校へ450本のカーネーションおよび花用の染色剤を無償提供しました。
 カーネーションと「フラワーパレット(生け花の水に

花の受け渡し(左から鶴城小校長、教頭、鳥居代表、高須センター長)

混ぜて、花が水を吸い上げる力を利用して染める染色剤)」を登校日に合わせて用意しました。
 学校では生徒たちに花の提供の経緯を伝え、染色剤を使用して飾ることで、時間の経過による染色過程を見てもいました。
 企画したJA野々宮センター高須博文センター長は「地元の花の魅力で、子供たちが笑顔になればうれしい。教育現場で活用しやすいよう、様々な装飾方法を提案したい。」と話しました。
 トリイ㈱鳥居宏臣代表取締役は「花き生産者へ貢献したい気持ちと、子供たちの教育に役立てられる橋渡しになればうれしい」と話しました。今回使用した「フラワーパレット」は市販されているものです。
 県は5月中旬に、新型コロナウイルス感染拡大で打撃を受ける花き、つまもの生産者への経営支援策として、公共施設や食品事業者など新たな利活用先に無償提供する政策を発表しました。