「にしお農業塾」卒講式・入講式を開催
2020.7.6
当JAと西尾市が開催する新規就農者向け露地野菜栽培講座「にしお農業塾」は7月3日、JA西三河本店で8期生の卒講式と9期生の入講式を開きました。式には、農業塾受講生のほか県・市の関係者など23人が参加。8期生8人が、都築清裕常務より修了証書を手渡されました。また新たに9期生4人が入講しました。
都築常務は冒頭のあいさつでコロナ禍の自粛期間に産直の売り上げが伸びたことをあげ「地元の新鮮野菜が各家庭で楽しまれている状況で、皆様が担い手として地域農業の発展にご尽力いただけることを期待しています」とあいさつをしました。
講師を務める市川徹男さんは「地域の保育園、幼稚園が食育活動で収穫に参加してくれている。この塾が地域の農業に貢献していることは確かです」と感謝を述べました。
にしお農業塾は2012年より開講。これまで8期の受講生82人のうち33人が産直や市場へ野菜を販売する農家となっており、地域の農業振興と遊休農地対策に大きな役割を果たしています。また福祉施設への野菜の寄贈や、地域の幼稚園・保育園の子供を招いた収穫体験会の開催など、地域貢献活動も行っています。