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JA西三河きゅうり部会通常総会 新部会長に伊藤高義さん

2020.8.24

 市内の冬春キュウリ生産者40人で組織するJA西三河きゅうり部会は8月6日、JA本店で第20回通常総会を開催しました。
 部会員のほかJA、行政、関係者らあわせて約50人が参加し、議事では令和元年度の事業・決算報告、令和2年度の事業計画と収支予算案、委員会の活動報告・計画案などを決議しました。役員改選では新部会長に伊藤高義さん(一色町)を選任しました。

 冒頭あいさつで糟谷英幸前部会長は「令和元年度は新型コロナウイルスの影響により、消費宣伝活動の自粛など、思うようにいかない年だったが、部会員の皆様のおかげで、3,000㌧以上の出荷量を維持し、販売金額も前年を上回る数字となりました」と報告しました。また、伊藤新部会長は就任あいさつで、近年のキュウリ栽培における技術革新が全国的に始まったことに触れ、「当産地でも日本のキュウリをリードするスマート農業技術の開発実証プロジェクトの研究テーマに取り組んでいます。次世代キュウリ選果場調査会を立ち上げ、今後起こりうる競争激化にも対応していきます。今年度もよいキュウリを出荷できるよう産地一丸となって頑張っていきます」と抱負を述べた。

 昨年11月から今年6月の令和元年度作は、出荷量3,006㌧・販売金額9億4,690万円で、10㌃あたりの収量は26.4㌧と全国平均の2.7倍で国内トップクラスを誇っています。
 また、同部会ではコロナ禍で消費宣伝ができないことを受け、今年の7月からSNS(ツイッター・インスタグラム)を使った情報発信を始めました。生産者目線で、SNS世代へのアプローチすることで、産地を盛り上げを目指しています。

 

就任あいさつする伊藤新部会長

その他の役員は以下の通り(敬称略)。
▼副部会長=太田孝夫▼栽培委員長=織田和弘▼販売委員長=鈴木弘幸▼選果委員長兼会計=石川正則▼栽培副委員長=杉江勝徳▼販売副委員長=安藤廣宣▼選果副委員長=間下和幸▼改革プロジェクトリーダー=羽佐田稔