西三河冬春きゅうり部会 新部会長に伊藤高義さん
2020.9.8
西尾・碧南・刈谷・安城市の冬春きゅうり生産者で組織する西三河冬春きゅうり部会は9月4日、JA西三河本店で令和元年度通常総会を開きました。
部会員のほかJA・行政の担当者ら24人が参加。議事では、令和元年度の事業・決算報告、令和2年度の事業計画と収支予算案、委員会の活動報告・計画案などを決議しました。役員改選では、新部会長に伊藤高義さん(西尾市)を選任。冒頭で早川重信部会長は令和元年産について「出荷量は前年を下回ってしまったが、高単価で販売でき、再生産価格を達成できた」と振り返り、「新型コロナで低迷した中、来作もさまざまな面で影響が出てくると思うが、新役員が連携して良い方向に部会をひっぱっていただきたい」と話しました。新たに就任した伊藤新部会長は「例年にない状況でのスタートとなるが、苦境に負けず、部会員一丸となって取り組んでいきたい」とあいさつしました。
令和2年度産は「三河みどり」ブランドの認知度を高めるとともに、中京市場のシェアを高め、安全・安心で品質の高いキュウリを生産していくことをアピールしていきます。また関係機関と協力してより顧客と結びついた販売を強化し、再生産価格と収量目標の達成をめざします。
西三河冬春きゅうり部会は、JA西三河きゅうり部会とJAあいち中央胡瓜生産部会で構成する共販組織。91人の生産者が25.6㌶で冬春きゅうりを栽培。主に県内市場へ出荷し、年間5,153㌧を「三河みどり」のブランド名で販売しています。