西尾鉢物出荷組合 創立50周年を迎え、市とJAを表敬訪問
2020.10.26
西尾鉢物出荷組合は10月9日、創立50周年を迎え制作した記念誌を届けようと、西尾市の中村健市長とJA西三河の齋藤種治代表理事組合長を表敬訪問しました。
この日、西尾鉢物出荷組合を代表して鈴木敬寿組合長と内藤雅拓副組合長が市とJAを訪問。コロナ禍により11月に予定していた記念式典の中止を受けたもので、記念誌と記念品のオリジナルタオル、コチョウランとともに手作りの感謝状を手渡しました。鈴木組合長は日頃の感謝を伝えるとともに、今年の販売情勢について「緊急事態宣言直後は、大変厳しい販売が続いた。しかしながら、ここ数年注力した営業活動が実を結び、9月末を前年対比101.6%で締めくくることができた」と報告。
また「今後も引き続き支援をお願いしたい」と協力を求めました。緊急事態宣言以降は、イベント用鉢物の消費は著しく落ち込んだものの、ガーデニングや家庭で花を楽しむ需要が増加。組合の良質な商品は営業活動を通じて多くのバイヤーに認知されており、重宝されたと分析しています。齋藤組合長は他産地に先駆けたリモート商談会をはじめとする組合の活動に触れ、「コロナ禍の中、多様化するニーズに対応されているのが素晴らしい」と称え、中村市長も「厳しい状況下においても新たな取り組みで光明を見出している。市からも精いっぱい支援させていただく」と話しました。
制作した記念誌はA4サイズ、全86ページカラー刷り。「時代のミッション」と題した積極的な組合活動や歴史を掲載するほか、組合の強みであるTOPセールスやバラエティ豊かな商品展開を紹介しています。